2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

グリーンティーのカップアイス

おいしそうに思えた グリーンティーのカップアイス 家に帰ったら食べよう わくわくしながら帰るよ家に着いて部屋を見る あれこんなに散らかってたっけ 早く片付けなきゃあな あの人が家に来るから 買ったこと忘れられた カップアイスが僕を見る 僕はそれを忘…

僕から君へ贈る感謝を込めた最初で最後のレター

気持ち 伝えたいけど届かない 気難しい僕の代わりに君は 僕の気持ち 伝えやすい形に してくれた君が込めた気持ちを 僕がメロディにするよ 本当は伝えたい気持ち あなたにもいっぱいあるけど僕から君へ贈る感謝を込めたつたない最初で最後のレター 君へ 心へ …

スターゲイザー

マウナケアの麓から 綺麗な星を見た ここからでも見えない星ところに君はいるアンドロメダよりも先の方 まだ届いていない光の向こう君に叫んだ私の声は 光より遅くて 130億光年より遠い 君には到底届かなくて 秒速30万キロでも 今ここには届かない 宇宙そ…

ももたんのうた

そうね 例えば あなたがずっとそばにいてくれたら もうね あたしは そこでずぅっと眠っていたいの それとね 例えば あたしがちょっと隠れてみたりしたら あのね すぐにすぐに あたしを見つけて欲しいの あなたの好きなピンクの ワンピに着替えたけど あなた…

preface〜まえがき〜 / Postscript〜あとがき〜

preface〜まえがき〜そうかい 判ってんなら、いいよ 君が判ってるなら、止めないよ 僕にそんな権利はない むしろうれしいばかりささあ君も歌おう ほら声を合わせて 下手だっていい 俺も下手さたのしけりゃいいさ Postscript〜あとがき〜はじめに 言っておく…

嘘尽き歌謳い

せわしなく泣き続ける 蝉の声が 僕の事を 笑ってるようでしゃがみ込み耳をふさいで 目をギュッと瞑って あの時の泣き声を思い出してた 所詮他人事です 他人ひとに起きたことです 僕じゃなくてよかったって笑ってるだけ 全部 それでも 僕にくれた言葉 「涙拭…

Singing girl

ピックの色もわからない空の下 静かなこんな駅にも一つの音ギターを抱えた女の子 小さな小さな物語 昔々で始まる童話じゃないけど不安を抱えた女の子 けれど大きな一歩さ 今に始まったようなもんでもないけど 震えた音を重ねて チューニングも合わせて この…

旅路-doesn't return-

帰路に立って 考える ここまで来た旅路を 少し思い出して 思い出した出来事は 少し悲しくて 少し楽しくて帰路に立って 考える ここまで来た旅路は 辛く苦しく 思い出した足並みは 歩幅は少しずつ短くなって 歩いた分だけ俺は生きてきたよ もう十分歩いただろ…

お天道様になったなら

焼き立てのトーストを取って レタスを乗せたメインディッシュ 君の嫌いなトマトは 抜いておいたからね起き立ての寝癖のオシャレを かきながら瞼をこする 眠たそうな目が可愛くて 僕はくすっと笑った 気持ち良さそうに背伸びをして 僕をじっと見つめてる 今日…

魔法使いになったなら

明日晴れたらいいなと 布団に横になる 明日になったら君と 君の笑顔に会える 朝早く起きて顔洗って 歯を磨いたら 洗濯干して着替えて 出かける準備して 暑いくらいの直射日光 浴びながら自転車で猛ダッシュ 君に会えると信じながら ぺダル踏みしめて 明日晴…

ふすまのうた

僕の後ろで見守ってる ふすまの神様 何をするわけじゃないのに なんて存在感 僕が唄を歌ってる隣で 開いては閉じたり繰り返すみんなが大好きな ふすま!ふすま! お母さんが来るよ ふすま!ふすま! お父さんも来るよ 今ふすまの向こう側には 誰がいるのかな…

ねこのくちのうた

ふわふわしたゆめのなか ぼくはゆらゆらとそらをとぶ ふわふわしたゆめのなか ぼくはおいしいごはんをたべるくちについたごはんを ごしゅじんさまがふく そんなぼくをやさしく なでてくれる うれしいふわふわしたねおき声 ぼくはなかよしまぶたこじあけて ふ…

どうしようもない脳内

正論ばかり求めたって 正解とは限らないぜ 成功ばかりの人生に 精神破壊もするでしょう少々正々堂々と 妄想論等するともう 左脳右脳のどうのこうの言うのが 身体中を巡り溢れて そんな理路整然に容赦なく 付き纏う影と光に どうかどうかと神に願う度 僕がま…

11.August

君が流した涙の 意味をボクは知ってる ありがとうね ありがとうね 嬉しいよ君が笑った顔の えくぼがボクは好きだよ だからね 笑っててね 楽しそうにね ボクの好きな唄を 歌ってくれたなら ほらね ボクもさ 笑えるんだ Bye-Bye 会いたい 君に 会いたいのに こ…

雨降る夜と折りたたみ傘

⊿http://tmbox.net/pl/556660電車の窓に雨が降る この憂鬱を吹き飛ばす 風は僕に吹いてこない 揺れ動く身体とその心誰を想うかも誰知らず 改札を抜けて空仰ぐ そこに見えるのは雲と人 傘差さぬ足動かぬ人彼の困る顔見れぬ僕 手を貸す勇気がないこと 彼の誤解…

言伝スケッチ

― 前略、ハロウ。 僕は今 あなたの前にいます。 あなたはまだ目がないまま 笑顔で僕を見ている少年のような少女のような 色の無い心を浮かべて 仕方ないか あなたはただ 生かされてるだけ 誰かを救う術もないまま 誰かに救われながら生きる その心を知る術も…