味方
初めは君と二人
暗い部屋の中で
優しい唄声を何度でも
聞いていたの
明るい部屋に出たら
ぼやけた世界の中で
苦しくなって息ができないよ
やっと泣けた
知らない顔と 知らない天井
初めてだけれど 君と判ったよ
暖かな声も 触れたその手には
僕の一番最初が詰まってたから
眩しい光も 柔らかな色々が
僕の事 包んでいた
三人になりました
力強い人でした
時々怖くもあったけど
優しかった
沢山になりました
しわくちゃな人でした
僕の事を優しく守ってくれた
笑ってました
思えばいつも あなた方が
僕の周り 一人ではなかったね
暖かな色も 触れれば熱くて
怒りつつ優しく冷ましてくれた
冷たかった風に 飛ばされそうになっても
僕の手を 握ってくれた
色んな人に会ったよ
君も元気でいるかい?
こっちはまだ少し暑いけど
そこはどうだい?
僕の言葉をくれる人
僕と唄ってくれる人
僕と一緒に生きてくれる人
それがなによりうれしくて
心配いらないよ
暖かな声も 広い世界では
遠くてどうしても聞けないけど
この唄がどうか 君の目印に
なってくれるととてもうれしい
暖かな声も 眩しい光も
貰った物返して行きたいから
僕の心から 伝えたい想いが
届くといいなあ
届くといいなあ どうか君に